敏感肌とPM2.5の関係性

PM2.5という言葉は出てきた当時は多くの方が困惑したり、対策にとマスクが飛ぶように売れたりもしました。最初は中国から飛来してくる有害な空気だという認識だったのですが、その後実は日本でも発生していることもわかったり、PM2.5の注意報にまでおびえるようにもなりましたね。

 

中国では赤色警報が発令されたりしたのも、記憶に新しいと思います。
現地に住んでいる日本人の方は、空気清浄器のフィルターが、おそろしい速度で詰まっていくから、マスクなしでの外出は考えられないとも言っておられました。

 

確かに中国と比べると日本は空気がいいように思えます。テレビの報道で見てもあれだけ視界が悪くなるくらいまでにはなってはいません。しかし、過去の日本も高度経済成長で様々な問題を引き起こし、今に至るわけです。きっと当時日本もPM2.5はいっぱいでていたことでしょう。

 

そんな体によろしくないPM2.5は敏感肌の方にとってはどうなんでしょうか?様々な意見もあるとは思いますが、公平に記事にしていきます。

 

PM2.5の正体は何?

PM2.5というのは微小粒子状物質とも言われており、粒径2.5マイクロメートルという非常に小さな粒子をいいます。
その正体というのは、金属や炭素、硝酸塩、硫酸塩などが主な成分で、様々な原因から発生しているやっかいな存在なんです。

 

PM2.5が発生する原因としては、ボイラーや工場の煙突からでる煙、車の排気ガス、船舶などの廃ガスなどの人為的なものがメインとなり
火山や黄砂などの自然発生するようなものまで存在しています。

 

 

PM2.5は敏感肌と関係があるのか?

敏感肌の方は様々な刺激がお肌に影響を与えてしまいます。そういった意味でも目に見えないPM2.5というものはお肌になんらかの影響があるのではないでしょうか?
ある化粧品ブランドが全国20~69歳男女1000名を対象に調査を行った結果、
大気汚染物質PM2.5の肌への影響が気になり、洗顔に対する意識や行動を変えたという人がなんと3割もいたという結果を発表しているほどです。

 

またPM2.5は花粉と融合しやすい性質を持っているため、花粉で敏感肌が悪化するのと同じようにPM2.5も敏感肌にとってはいいものだとはいえないと思います。現在は科学的根拠はあがってはいないのですが、自宅に帰った時はしっかり花粉を落としたり、洗顔など注意するにこすたことがないと言えるでしょう。