洗顔料は弱酸性?

テレビCMなどでも洗顔やボディーソープなどは弱酸性がいいっていうような流れで広告されていますよね。
では本当に洗顔料は「弱酸性」がいいの?

 

洗顔といっても、多くの方は洗顔フォームを使われているのですが
石鹸も優秀な洗顔料としてありますよね。

 

石鹸と洗顔料(洗顔フォーム)は、同じ洗顔を行うものなのですが、
実は違うものなんです。
まず最初に知っておきたいものはペーハーといって酸性値の値です。pHとは、酸性・アルカリ性の度合いを0~14の数字で示したもので、pH7のときが中性、それより大きいとアルカリ性、小さいと酸性です。肌を保護している皮脂膜(皮膚の表面)は弱酸性のpH5.5です。
健康な人の肌のpH(ペーハー)は、測定する部分によって多少の違いはあるものの弱酸性です。肌が弱酸性の状態というのは雑菌や微生物が繁殖しにくい状態でもあります。逆に、肌表面が弱アルカリ性に傾くと、抵抗力を失い、トラブルを起こしやすい状態になってしまいます。そのため、洗顔料も化粧水も弱酸性がいいとされていますが、弱酸性または弱アルカリ性の洗顔料を使用しても、洗い流すときの水道水が中性ですので、流した後の肌は中性になります。その後、肌が本来持っている働きにより弱酸性に保たれるようになっています。
今後の美肌の基本部分は、食べることと寝ることです。寝る前に、やたらとケアに数十分をかけるくらいなら、方法を簡略化してお手入れにして、それよりも床に就くべきです。
夢のような美肌を手に入れるには、とにかく、スキンケアの基礎となる洗顔だったりクレンジングだったりから修正していきましょう。寝るのケアの中で、きっと近いうちに美肌を得られます。
基本的に何かしら顔のスキンケアのやり方またはいつも利用していた商品が良くなかったから、何年もニキビが消えにくく、ニキビの膨れが引いてからも膨れが少し残ることになっていたのです。
手でタッチしてみたり爪で掻き毟ったりしてニキビが残ったら、元気な肌に回復させるのはとにかく時間がかかります。あなたに合った方法を学習して、健康な状態を残しましょう。
毎朝の洗顔アイテムの中には界面活性剤といった化学物質が非常に高い割合で入れられていて、洗う力が強くても皮膚を刺激し、頬の肌荒れ・吹き出物の元凶になってしまいがちです。
肌と同じだが汚れが落ちにくい弱酸性、肌とは違うが汚れが落ちやすい弱アルカリ性、それぞれ特徴がありますので、「弱酸性」にこだわらず、自分の肌の状態で使い分けることをおすすめします。