敏感肌は腸内環境にも影響される?

女性は敏感肌の方が多くなってきていますが、同じように便秘気味の女性も増えてきています。

 

敏感肌の原因は様々なものだと言われているのですが、実はお肌の問題なのに腸内環境が関係することを知っていますか?

 

敏感肌の方は、自分にあうスキンケア商品や化粧品を探すことを重要視してしまう傾向があるのですが、
根本として体の中に問題があって、その影響がお肌に現れている可能性があるんです。

 

昔の女性で現代ほど多くの方は便秘に悩んでなかったそうです。
このページでは敏感肌と便秘などでも注目される腸内環境のことを特集していきたいと思います。

腸内環境と敏感肌

腸内環境を整えると肌がきれいになるなどと言われますが、ヒトの腸内には約100種類の腸内細菌が棲んでるんです。よく聞くのは善玉菌、悪玉菌などでしょう。しかし、それだけではなく、その種類も働きも様々で、腸の中では、善玉菌と悪玉菌が共存して腸内の環境が成り立っています。善と悪という言葉が使われているから、いい菌だとか悪い菌だと言ったイメージがどうしても付きまとってしまうのですが、両方ともメリットもデメリットもあるのです。大事なのはそのバランスということです。
便秘などで腸内細菌のバランスが乱れ(腸内フローラのバランスが崩れるともいう)、悪玉菌が増えて活性酸素が発生すると老化につながりますし、善玉菌が減ると美肌に関係のあるビタミンB群の合成が妨げられ、肌荒れを引き起こすことがあります。便秘にならないような食事、生活習慣を心がけましょう。
敏感肌はこういった面でも体の外側からの刺激だけではなく、内側にも敏感肌になりやすい状況をおこす要因があるということですね。

 

便秘というのは、体の中に老廃物がたまり、血流が悪くなります。
血流が悪くなると、肌のターンオーバーも乱れてくるし、お肌に必要な栄養もなかなか必要十分に届かなくなります。

 

便秘状態によって蓄積されている老廃物は腸内の壁から吸収されて血液に乗って全身に流れていきます。
そして汗のでる出口でもある毛穴からでて、敏感肌へと影響を与えるようになるんです。

 

だからこそ、便秘にならないように食生活や運動など規則正しい生活をする必要があるんです。

 

一見敏感肌とかかわりがなさそうな腸内環境ですが、ちゃんと体のケアとして行ってあげましょうね。

 

また、亜鉛の摂取が少なかったり、腸内のバランスが崩れたり、腸内に元々いるカンジダ菌が増えすぎると腸壁が薄くなり、腸内で発生した毒素や腸内の細菌が体内に漏れ出し、さまざまな不調を引き起こす腸漏症候群(リーキーガット)が肌荒れなどの不調を招いているとも言われています。

 

皮膚は体のバロメーターとも言います。肌が不調だからと肌だけを見るのではなく、スキンケアもしっかりしつつ、体の中のメンテナンスをきちんとすると肌の状態を改善することが必要になります。今までは敏感肌や乾燥肌ではなかったのに、いきなり気がついたら肌トラブルが増えてきたなどという場合は、
腸内環境が乱れている可能性が考えられるんですね。

 

このような状態で、肌のスキンケアをいくらがんばっても、原因となっている腸内フローラを改善しないことには肌トラブルは改善していかないんです!!

 

毎日の食生活や睡眠、ストレスなど腸内フローラは悪化させる要因は普段の日常生活に潜んでいることがほとんどです。
あなたの腸内環境は健康状態にあるでしょうか?