インナードライ肌と敏感肌

寒くなってきましたね。今年の冬もまた寒い季節になることでしょう。
冬のシーズンは女性のお肌の悩みも深刻化しやすく、特に敏感肌の方にとってはある意味いやな時期とも言えます。

敏感肌とインナードライ

さて、このページでは敏感肌の方にとってインナードライ肌とはというポイントで特集して、
その中から見えてくるものと言う視点で記事を作成していきますね。

 

お肌の乾燥がテカテカ肌の原因になってしまうことがあるってことを知っていますか?
一見逆のような話ですが、実はこの現象をインナードライ肌と言います。
他のいい方でいえば隠れ乾燥肌ともいいますね。
最近雑誌などのメディアでよく特集されている、インナードライというこの症状は、
その名のとおり、”肌の内部が乾燥している”状態なのです!

 

通常の乾燥肌などは肌の外部、つまり空気が触れる部分が乾燥してお肌にうるおいが不足してしまう肌状態をいいます。

 

内部なので外見的には判断しにくいのでなかなか今までは認知されにくかったのですが、
肌内部の水分が蒸発すると、これを防ぐために皮脂が過剰分泌してしまう状態を引き起こすのです。
自分は乾燥肌じゃないし、カサカサなんてしてないよなんて思っていても実はってことが結構あるんです。ちょっとテカってることが悩みだからと思っていても実は「インナードライ」は”乾燥”の一歩先、深刻な状態なんてこともありえるんですよね。。。
お肌のトラブルを解決するには、外側からのケアももちろん大切です。しかし本当に「改善」したいなら、体の内側から手入れを施し、代謝によって新しく生まれる肌をもっと上質なものにしてあげることが大切です。

 

ある調査では日本人女性の8割以上がこのインナードライ(隠れ乾燥肌)の疑いがあるそうなんですよ!

 

冬などは空気の乾燥や紫外線をはじめとした外的刺激から肌を守る「バリア機能」が角質層といいますよね。肌のさらに奥にある真皮に含まれるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸によって構成され、そこにはセラミドや天然の保湿成分“NMF”といった脂質や、水分がたっぷり含まれています。これらは普段の食事によって摂取するべきものですが、なかなか食事で補うのは難しいんですよね。でも敏感肌の方はしっかりとケアしていきたいものです。
皮脂が多くておでこなどがテカってオイリーなのに、乾燥しているという方は、一度化粧品カウンターで油分量と水分量を測ってみてください。水分量が少なければインナードライ肌です。
インナードライ肌の場合のスキンケアは、少し注意が必要です。肌の奥は乾燥しているので、保湿してあげることが必要ですが、肌表面は脂っぽいので肌表面の保湿は必要ありませんよね。セラミドなど奥深くまでのケアが必要なので、一度ご自身のスキンケアが冬の時期用になっているかを確認してもいいかもしれませんよね♪