洗剤かぶれ?敏感肌の悩み

洗剤かぶれ 敏感肌

顔以上に目立つ?手荒れの悩み

乾燥が気になる季節がやってきました。天気さえ良ければ洗濯物も乾きやすいという面はあるのですが、敏感肌にとってはお肌の大敵な乾燥と戦う時です。また、気温も低下することで、血液循環や新陳代謝が鈍くなり、さらに肌を乾燥させてしまいます。室内と外気温の差も激しいので尚更、乾燥をどう克服するのかが重要になってきますよね。
このページでは敏感肌の方で、洗剤かぶれをおこしてしまう方もおられるということに注目した項目となっています。
まずは洗剤かぶれという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
敏感肌の方は心当たりがある方もおられるのではないでしょうか。洗濯時の洗剤によって肌がかぶれてしまう状態のことを言います。洗濯時に後しきれなかった洗剤の成分がお肌に触って、その部分が赤くなったり、かゆくなったりするんですね。
自分では洗剤かぶれだと気がつかずに悩んでしまう方も多いので、なかなか対策を立てられない方も多いようです。
そんな洗剤かぶれは意外と手荒れとして現れやすいので、手荒れに注目してみましょう。
手は顔ほどお手入れをする習慣がないうえに、ちょっとした動作で他人の目につきやすい部位と言えます。意外と他人の手って見てしまうんですよね。
また、手は家事などの水仕事で刺激を受けやすく、きちんとしたケアを行わないでいると、かゆみや赤みを生じるなどして症状も悪化していきます。この時期でいえば、温水で食器を洗う方も多いと思いますが、暖かいお湯と冷たい水といったように温度差があるといったん治りかけてても、かゆみや荒れが再発することもあるんです。
手や指先にひびや赤われがおこってしまうと、血がにじんだり強いかゆみや痛みを生じるなど、日常生活にもさまざまな支障をきたすようになります。
手荒れがもっとも多い職業は「理容師・美容師」で、「看護師」「調理・炊事・皿洗い業」といわれています。
労働者健康福祉機構調査の調査報告では手荒れの原因の1位は「洗剤・石鹸・シャンプーなどの洗浄剤」であるともいわれているんです。
そうです!洗剤かぶれです!
冬に流行するインフルエンザをはじめとする病気対策で手を洗い、食器を洗うために温水を使う機会は敏感肌の方だけではなく全体的におおいことでしょう。この時期自体がそういった洗剤かぶれが起こりやすい時期とも言えるのかもしれません。
今回は手に注目したのですが、体や頭皮も同じことが言えます。敏感肌の方は洗剤残りはまさに大敵なんです。洗剤かぶれをおこさないように普段から洗剤にも気を使っていきたいものですね。